家を買いました♪
はじめに♪
突然ですが……「家を買いました。」
「そろそろ定年後の生活も少しづつ考えて行かなければならないね♪」
そんな会話が夫婦間で交わされる年齢に差し掛かった2024年の夏、
家を買ってしまいました!😱
このブログは、そんなお気楽で脳天気な私とカミさんの現在から未来へと続く
ボロ家再生奮闘記となる……かもしれない♪
2023. 8 予期せぬ決心。
そもそもの始まりは、親戚の叔父さんが心不全により突然亡くなった事に端を発します。
この叔父さんの死をきっかけに勃発した相続争いは親戚中を巻き込み、まさにテレビドラマさながらの大事に発展します。
なぜそんな事になってしまったのか…
その昔、遡ること八十年ほど前に祖母が現在の横浜市の山林を安く購入しました。
ある程度の広さがあったので祖母の息子たちは所帯を持つとその土地の中に家を建てて暮らすようになり、その軒数は次第に増えて行きました。
その中に私の父の家もあり、父が亡くなった後は私が引き継ぎカミさんと母親の三人で暮らしていました。
ここまで書けば何となくお気づきの方もいらっしゃると思いますが…
そうなのです、この土地は 分筆されていない共有名義 の土地だったのです。
※分筆とは
一筆の土地を数筆の土地に法的に分割することを言う。具体的には土地の所有者が登記所に土地分筆登記を申請することにより行う。
😃簡単に言えば、通常なら家一軒建てるごとに土地に境界線を決めて区切り登記しなければならないところ、区切りのない一つの土地に家だけ増やしていった、と言う事です。
※共有名義とは
一つの不動産に対して複数人を所有者として登記を行うことをいいます。共有名義での登記は所有する割合を示す持分登記が必要です。
😃今回の件では共有名義人六人、その子供たちを含めた計十六人程のバトルロイヤルとなっております♪
とまぁ住宅購入のお話から少し逸れてしまいましたが、そんな相続問題に嫌気が差した我が家はカミさんと話し合いました。そして現在住んでいる家も築四十年と古い事もあり、お互い子供の頃から慣れ親しんだマイホームタウン “横浜“ を去る決心をしたのがこの夏、2023年8月のことでした。
2023. 9 お金は無くとも!
“家を探そう!”とは言ったものの何からすれば良いのやら…
通常であれば予算、場所、生活スタイルなどが挙げられると思いますが、先ず一番最初に問題となったのが「予算」でした。
何故かと言いますと…いい歳をして私には貯金がありませんでした。
良くある話ではありますが、自身で始めた商売に失敗し、多額の借金を抱えてしまい、返済をしながらどうにかこうにかやっとの事でここまで這い上がって来たばかりでした。
しかも現在の職場はボーナスも退職金も無しときています。
職場に関しては、長年そのスタイルで慣れてしまっているので不自由は感じませんが、貯金が無いのはまた別問題。
いくら能天気な私でも「お金がない」というのは決して笑っていられる状況では無いと言う事を、この直近二十年余りの間に嫌と言うほど思い知らされていたからです。
「これ以上カミさんに迷惑はかけられない」と、私がその一歩を踏み出せないでいた時にカミさんから言われたのが、
「お金をかけなくても自分たちが楽しめる遊び場みたいな家を探そうよ♪」
そんな言葉でした。
この時をきっかけに叩き起こされた私の遊び心は現実味を帯びながら一気に動き出すのでした♪😆
2023. 10 言うだけはタダ♪
「楽しい遊び場みたいな家」にするには?
二人が望む希望の条件を遠慮なしに出していこう!となりまして…
何しろ言うだけなら、いくら言ってもタダですからね♪
実は私達夫婦には共通の夢がありまして、それは…
歳をとったら “いつかは田舎暮らし” という夢でした。
カミさんは土いじりが好きで小さくてもいいから畑をやりたいとずっと話していました。
それなら歳をとって動けなくなる前に今やろうよ!
という事で一番最初に出た希望条件が二人共通のものだったのでした♪
それを皮切りにワガママ放題の希望が出るわ出るわ😆
※ キレイな海のそばがいい!!
当初は海が目の前に見える場所と言うことでしたが、色々と調べたり聞いたりしているうちに、海の眼の前はヤメておこう…と言う事になり、泳げるくらいの綺麗な砂浜のある海まで車で15分くらいの場所がいい♪となりました。
(身の程知らずですが、言うだけはタダですのでご勘弁を…😅)
※ キレイな川のそばがいい!!
“清流” とまではいかなくても魚や鳥がいて川遊びが出来るくらいの綺麗な川が歩いて5分位の散歩コースにあったら嬉しい♪
※ 山に囲まれた地域がいい!!
更にわがままを言ってしまえば…山に囲まれた場所が希望ですが山・坂が無い方が良いので山に囲まれた平地、と言ったところでしょうか(笑)
※ 近くに神社、もしくはお寺?
条件的にバチが当たりそうですが、心の落ち着く日本の原風景的なイメージ…です。
※ 近くにバス停、更に駅まで徒歩圏内
やはり歳をとって車の運転に不安が出てきた時のことを考えると電車とバスは外せない!となりまして、駅まで歩いて行ける距離なら何とかなるだろう的な発送です。
※ 家は小さくても土地は広いほうがいい!
先にも書きましたように、家庭菜園の延長程度でも構わないので “畑” がやりたい!これはカミさんの譲れない夢でもありましたので…
何しろカミさんは若い頃に農家に数年住み込みで畑仕事をしていたほどなのです♪
※ 駐車場は敷地内に二台分♪
「何を贅沢言ってるんだ!」と叱られそうですが、決して高級車を二台持ちたいとかではなくて、私とカミさんの愛着のあるオンボロの軽自動車が二台あるのです。それぞれ30年落ちと20年落ちと言うスクラップに近い何の価値もない車ですが中々可愛い連中なのです…😅
そして次の条件は二人の意見が一致している趣味の部分でもあり、今後の楽しみにも繋がって行くであろう希望条件なのですが!
※ 絶対平屋古民家!!
想像するライフスタイルに近く、そのビジュアルも大いに魅力なのですが、自分たちで切ったり貼ったり出来そうな気がして(大きな勘違いw)、とにかく遊び心をくすぐられるアイテムなのです。
そして今回、呆れた希望条件トップ2は!まとめて書きますがこの二つでした(笑)😆
※ 横浜の職場の通勤圏内♪
※ 予算は土地・家屋合わせて500万円♪(もちろんローンで)😓
オイオイオイ、と言う呆れ声が聞こえて来そうですが…(笑)
横浜へ通勤?田舎暮らしは?海・山・川ってどこの事言ってたの?🤔
そんな感じですよね?😅
先々の事は色々ありますが、今のところ仕事を辞める訳にはいかず、転職には中途半端な年齢ですので何とか神奈川県内で探せたらいいな、と言うあくまでも“希望”という事でお許しを…
そこで引っかかって来るのがもう一つの希望条件!
そもそもこれだけの条件並べておいて500万? 横浜通勤圏内で? 神奈川県内で?
恐ろしいことですが、世間知らずのド素人とはこんなモンなのです。
そんな世間の非難を知ってか知らずか 😅、私達の夢のマイホーム探しは現実的な行動へと移って行くのでした♪