じゃがいも
じゃがいも 2024.3.4
今回はじゃがいも、品種は“キタアカリ”
種イモの植え付け時期は2月から3月。植え付け時期の適温は10℃ですが。芽が出始める萌芽期の気温は15℃〜20℃です。
種イモは植え付けを行う前に浴光催芽(よっこうさいが)と言うものを行います。種イモの日光浴みたいなものですかね?😃
我が家では小型のビニールハウスの中に並べて位置を少しづつ変えながら3週間ほど放置します。ハウス内の温度は上がり過ぎないよう調節をしながら20℃以内にしておきます。
この浴光催芽をするとしないとでは、発芽の時期や収穫量、おイモの大きさなどが変わってくるとのこと。各地方のJAさんのホームページなどにも載っていますので参考にしてみてください♪
浴光催芽の次は種イモの準備です。上の写真のように大きなものはカットしていきますが目安としては一片が40g〜60gくらい、切り方はストロンの付いていた基部側から反対の頂部にかけて縦にカットします。そうすることによって勢いのある芽が集中している頂部が均等に切り分けられるからです。
ちなみに“ストロン”とは地下の茎から伸びるわき芽の事で、この先が太ったものが「じゃがいも」です♪
切り分けたあとは2〜3日日陰で乾かします。また切り口に草木灰を塗るのも植え付け後の腐敗を防ぐのに効果的です。
草木灰(そうもくばい)とは、藁や枝を燃やした後に残る灰で、主に肥料に使用されるアルカリ性の土壌改良材です。
今回我が家が植え付けに使用したのは風通しの良い不織布プランター。
最後に一時的に落ち葉でマルチングしてあげます。この落ち葉マルチ、雑草の増殖を抑制すると共に害虫予防も兼ねていますがこれはあくまで萌芽までの気休めですかね?😅
さて、今年は美味しいじゃがバターがたくさん食べられるかな?😋
2024.4.2
今日はじゃがいもの「芽かき」を行います。
芽かきとは樹木の剪定のようなもので栄養の分散を防ぎ実を安定させると共に、風通しを良くして虫が付いたりするのを防ぐ効果もあります。
芽かきは植え付け後だいたい3週間くらい、一番大きな芽が15cmくらいの時に行います。
一つの種イモから5〜6本の芽が出ていますので、その中の元気そうな芽を3本ほど残して後は芽かきしてあげます。
芽かきはハサミを使わずに残す芽を手で押さえながら抜くと簡単に抜けます。
写真は土寄せの様子です。
本来ならば芽かきの後直ぐに土寄せをして芽を安定させてあげるのですが、今回は成長にバラつきが有りましたので芽かきから1週間後に追肥と土寄せをしています。
そしてここからの成長は早いのです♪😃
2024.5.2
これは途中経過。
5月2日の写真です。
芽かきをしてから一ヶ月、一気に大きくなりましたね。
2024.5.30
試しに掘ってみましたが少しだけ早かったみたいです😅
あと10日くらいが丁度よいかもしれませんね♪
食い気が勝ってしまいました(笑)
2024.6.6
先日の試し掘りからちょうど一週間、葉もすっかり枯れて収穫時期を教えてくれています♪
さて成果はというと…
ご覧の通りプランター栽培とは思えないほど大量に収穫出来ました😆
数えてみると大小合わせて73個!
立派なもんです♪
こちらの写真は役目を終えて抜け殻になった
“種イモさん”
たくさんの収穫をありがとうございます😌
お疲れ様でした。